ANA特典航空券でマレーシア
こっちのブログは241日ぶりになってしまった。
親が倒れてからというもの、結局冬のマレーシア旅行はキャンセルし(手数料15000円位で全額返ってきた)1年以上、海外旅行は行っていない。
初マレーシア航空のビジネスクラスを破格の諸税込み10.1万円で取ったのに! (NRT - KUL 往復 A380-800。MH89便なので午前発、夕方着。安い) 引越があって、旅程短縮が必至になってきたのよ。 せっかくだから、かみさんだけはフルに旅程を全うしてもらおう。 オレは先に帰るか、あとに行くか。いずれにしても2週間は無理そうで・・残念。
脳卒中に気を付けようと思います - 重力に逆らってる場合か?!
倒れた親は脳出血の後、ペースメーカー入れてリハビリやってずんずん回復。強運も手伝って待ちが多くてなかなか入れないと聞いていた「特養」にスポッとはまって一安心だが、今度はもう一人の残ったほうが・・。
こんな事やってたら終わんねーよ。
旅行行ってないから記事を書かけなかった・・・というのは言い訳で、トルコ旅行記も、スペイン〜エジプトも途中だしいくらでも書くことあるんだけどさ。
いつもなら2月、5月、10月と各回 2〜3週間の旅行に行って年に6週間は休んでいるんだけど、旅行に行かないと途端に毎日仕事してる。 休みなし。
でも基本ワークホリックなので特に休みたいとも思わない。強制的に海外行かないと休まないのだ。
がっ! 親の面倒見ながら休みなしで仕事してるって言うのは・・きつい!
脳が煮詰まる。 (どんなだ?)
という事で、たった1週間だけど、マレーシアリベンジに行くことにしました。
MM2Hビザの更新とか、その他、色々と雑用もある。ゆっくり行きたいところだけど、来年にしよう。
ANAの「おとくな運賃」- 案件なし。
マレーシア航空キャンペーン - 高い!(前回ビジネス10.1万だったのに クヤシー)
仕方がないからANAマイルで特典航空券とる。 (残10.6万マイル)
二人で12万マイルだってさ。いつも思うけど@6万マイルでビジネス往復って安いね。結構取りやすいし。
NH885 B787-9 羽田(HND)23:30 - KL(KUL)06:00
NH886 B787-9 KL(KUL)14:15 - 羽田(HND)22:15
まあいつものあれだ。
朝着くから、着いたらすぐタクシーや国内線でどっか行けるのがいいけど、今回はクアラルンプール止まりだろうからチェックインまで時間がありまくるのが困ったところ。
まだ何も予定立ててないけど、マラッカでも行ってこようかな。
時間ないかなあ・・。
と、思う241日ぶりのブログでした。
マラッカ海峡 シンガポール、マレーシア、インドネシアの国境を行く (ブックレット・ボーダーズ5)
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脳卒中に気を付けようと思います
親が脳溢血で入院
この2ヶ月、残った父親の世話と自宅整理、病院での手続きと手術や転院、何にもしていなかった役所での手続きで忙殺される。
オレがサラリーマンではなく、時間をやりくりしてある程度、昼間に動けるのでまだよかった。
親の性格もあるだろうが、歳をとると動くことが面倒になるのか、あまりにも色々ほったらかしだったので驚く。
介護保険の申請・認定
動けない人(本人じゃない場合)の印鑑登録と印鑑証明
身体障害者手帳 申請
医療費などの各種減免手続き・・・。
なんとなく知った気になっていた障害福祉の行政システムと手続き。やってみないと分からないもので最初は何のことやらさっぱりだったけど、今や質問にもある程度答えられるぐらいの知識がついてしまった。
片道1時間はかかる役所だけでも何回行ったか?
食堂のおばちゃんと仲良くなるほどだ 笑。
お金を管理していた人が倒れると、支払いも受け取りも全く分からない。実家にはどこを探しても2万円ぐらいしかない。どーなってるのか。
電気ガス水道、ライフラインの支払いが滞る。通帳はあるのに印鑑が合わない。キャッシュカードの番号が分からない、銀行は本人連れて来いという。入院してるっての。
銀行の口座は年を取ってきたら整理して、せいぜい2-3行にすべきだ。いや、投資とかやらないなら一つでいい。いくつもあると、そのうち自分でも何が何だかわからなくなる。
まともな時はもちろん管理していても、面倒で放ったらかしになって放置してしまうことも多い。(分かってるからいいや、なんてね)
家族にも把握されず倒れてしまったり、事故や災害で亡くなってしまったりしたらどうなるか。 10年放置された預金は人の物になってしまうのだ。
な、なんと毎年の休眠預金が数百億円!も発生しており、法改正によって国や銀行にぶんどられることになる。
国家はやっぱりとんでもねーな
てか、みんな自分は明日も必ず生きてるし、突然の不幸など起こらないと思っている。正常性のバイアスがかかっているのだ。
ところが統計では20歳以上69歳まででも年間約22万人以上の人が死んでいる。ざっと一日あたり600人!
そんなことを毎日考えていたら恐怖で生きていられなくなってしまうので、ある程度のバイアスが必要なんだろう。
しかし70歳以上はそれこそ5倍の勢いでバタバタと亡くなっているので、残された人のことを考えておいても無駄ではない。
オレもあなたも、1人残らず死んでいくから。
↓ 銀行口座を断捨離 のはなし
オレは商売で使う口座以外、使わない銀行を解約して現金で置くように....越も多かったのでかみさんのものを含めて10行も持っていた。貯蓄口座やら外貨口座やら、支店違いなど20口座以上...
財産の保全が王道でR - 重力にサカってる場合か?!
また話がそれた。 が、本線は何の話かと言われても特にないのでこのまま行こう。
ということで、オレが大変なのは別にいい。やればいつか終わる。けど、2月の2週間旅行が・・・初マレーシア航空のビジネスクラスを破格の諸税込み10.1万円で取ったのに! (NRT - KUL 往復 A380-800。MH89便なので午前発、夕方着。安い)
引越があって、旅程短縮が必至になってきたのよ。
せっかくだから、かみさんだけはフルに旅程を全うしてもらおう。 オレは先に帰るか、あとに行くか。いずれにしても2週間は無理そうで・・残念。
過去にどんな事情があろうとも、病気でピクピクしている人と年老いて1人では何もできない人を放っとくワケにも行かない。 なかなか難儀な年末〜2019の新春であった。
カッパドキアとイスタンブール 2018秋ヨーロッパ旅行 3
カッパドキア・洞窟ホテル滞在
カッパドキア観光・と一般に言われるが、「カッパドキア」と言う行政単位はない。
この場所はトルコのネヴシェヒルという行政区域(県のような単位)内の「ネヴシェヒル」と「ユルギュップ」という町の一部を指しているようだ。
詳しくは知らないけど、昔の呼び名なのかも知れない。(日本でも薩摩とか、信州とかあるよね)
ホテルのベッドサイドの彫り物。魔除けなどの意味が全くない、趣味だったりして。でも安眠できた
洞窟ホテルと日本で呼ばれている宿を予約。この地方独特の、地面から突出した奇岩を構成する、軟らかい大岩をくりぬいて作ったホテルのことを指している。「CAVE」 を訳すのに洞窟としたのだろうが、「穴」という意味もある。
「穴ホテル」じゃカッコ悪いから洞窟ホテルなんだろうね。 ・・ANAホテル
最初の宿はアリフさんが経営してるアリフ・ケーブ・ホテル
気球
とにかくここでは熱気球。 何のために来たのか、動機の割合は40%ぐらいを占めるだろう。
がしかし、かみさんが嫌がっていやがって、もーどうしても嫌がって、次の移動先でなら(仕方ないから)乗る、という所まで何とか話が進んだが・・・とりあえず、ここギョレメではお預けとなってしまった。
このホテルの前の道では、放っとくとスーツケースが猛スピードで転げ落ちていく事でもわかるとおり、一帯でも高い位置にあり景色は最高。当然、気球の離陸から飛行中まで、邪魔な岩なしに観賞できる。
朝早く起きて外を見ると無数の気球がふわふわと・・・!
熱気球上からサンライズを見る、というツアーが多いので、参加者のお迎えは4時頃に来るとのこと
屋上のホテルテラス(朝食を食べる所)からこんな風景が見える
巨大な気球が豆のような大きさで・・距離感が全く掴めない。
高低差のある奇特な地形と相まってジオラマを見ているような不思議な気分にさせられる。バーナーのゴーという音も、静まった早朝の空からかすかに聞こえる。
体験こそ旅行の全て、是非乗るべきですよ!
ギョレメの街
ホテルから坂を下っていくとレストランや商店がある小さな街に出る。早速レストランに入り、トルコ風座敷に陣取る。
トルコ料理はテスティ・ケバブ(つぼ焼きケバブ)やひよこ豆のスープなど、色々名物もあるけどどれも美味しく、なんとも安い! 暴落最高。
で、17円を目指していこう! なーんて書いた TRY/JPYが、もうとっくにすっ飛ばしてとうとう15円台になってしまったらしいw
続!トルコリラ TRY JPY - 重力にサカってる場合か?!
あるときホテルへ戻るため、坂を登っているとさらに上にでっかいトルコ国旗がなびいている。「まだ上があるのか」と頑張って急坂をのぼると、視界が開けて周りを一望できる場所に出た。
いま、立っている場所は山のほぼ頂上らしく、いくつかのなだらかな稜線が下に向かって伸びている。稜線上はなだらかで丸く、人が歩けるぐらいだが、左右は急斜面だ。
恐る恐る奥へ進み、尾根の先端に行ってみる。
一帯が奇岩だらけ! 30m程度下の方では歩いて散策している人が2ミリぐらいの大きさで見える。
尾根の先端に立つ。滑ったら30m転げ落ちるよ
キノコのような岩が地面からにょきにょき生えている何とも不思議な景色だった。
そのほか「ギョレメ野外博物館」 Google マップ
に歩いて行ったりしながら3泊したのち、親切にしてくれたスタッフ達と別れ同じカッパドキアの反対側ユルギュップへ移動。タクシーを呼んでもらい、おおよそ30-40分。
ユルギュップ Ürgüp (ウルギュップとも書く)
ケメルハーン ケーブスイーツ Kemerhan Cave Suites 到着。
ここのホテルもいい感じ。同じような石を使ってできているが少し西洋風?とでも言おうか。 敷地が広い!
オーナー曰く、「このホテルで特等の部屋」を予約。
3ベットで広く、専用テラス付(宿泊者みんなが使えるテラスは別にある)。オーナーが自分で設計して作ったという。
室内。 バス・トイレともう一つのベッドは左側にある
テラスで朝食(もちろん、室内でも可)時間は決まってなく「起きたら電話」するとセットしてくれる。
このあたりは乾燥地で標高もやや高いので、冬や秋の朝晩は冷えるらしい。このホテルには暖炉があり、バスルームにも床下温水暖房も付いていて、冬も暖かく快適!とオーナーは自慢していた。 屋上に暖炉用煙突が数個出てる。
おっと、忘れてはいけない熱気球、しかし何と! 既に私達の宿泊日全て、予約で一杯だという。
オーナーも(実績のある気球屋に限って)あちこち当たってくれたが、たまたま日取りが悪かったのか秋の観光シーズンのせいか・・予約できなかった。残念。
かみさんは命拾いしたと思ってホッとしている。
せめて馬ツアーには行こう!
という事で名所を回るツアーに参加した。見たこともない景色が広がり変化に富んでいて違う惑星に来たような気分になるね。
サンセット間近
いつの間にか仔馬が合流(3頭目)馬かバイクじゃないと行けないような道を縫っていく
などなど、あって書き切れないけど、噂に聞くカッパドキアは最低2日は滞在する事をおすすめする。ホテル、奇岩、生活習慣、料理・・さまざまな違いにビックリして、面白く珍しいことがたくさんある。
なにより人々はすごく親切だ。モロッコ並みだね。
ここは都市ではないから、なおさら人々が純朴なんだろうか。土地の気質もあると思うけど欧米や東南アジアの人達と違う、客とホストを少し超えた暖かさを感じた。
たぶん又訪れるだろう、その時は絶対熱気球、そしてグリーンルートを踏破してみたいと思う。
まだトルコは続く。次はイスタンブール。
トルコ滞在中 2018秋ヨーロッパ旅行 2
トルコ・イスタンブール旧市街に滞在中
今日は驚きの雨天。
地域の区分では欧州に入ることも多いトルコだけど、位置的には中東とも言える。中東といえば砂漠もあるし、雨なんか降らないだろうと何の下調べもなくやって来て、勝手に驚いているオレであった。
とはいえトルコ入国して1週間。乾燥した地域にいたこともあり、連日気持ちのいい青空が続いていたので錯覚起こしても不思議じゃないかな。
以上、下書きw
もう帰ってきてリハビリも済んだので旅行記を書く。 今回は淡々と書く。
出発前旅程は以下に書いた。↓
羽田出発〜北京まで
羽田から北京は中国国際航空。羽田では一番端の L エリアで手続きだ。
既に結構並んでる。
ビジネスクラスなのでいくら並んでいても優先カウンターでチェックインできる
チェックインでは乗り継ぎ分の航空券も発券されるのが普通だが、何故か北京からのトルコ航空の搭乗券が発券できないとの事で、受けつけのお姉さんは申し訳なさそうに「北京で乗り継ぎカウンターに行って下さい」との事だった。
この時点で面倒にならなければいいな、とちらっと思う。
さて、軽く買い物をして、ANAラウンジでビールでも飲んで搭乗するか〜 と思ったが、搭乗口に近い方のラウンジは何と休業中。
あまり時間もないのでオレはどっちでもよかったが、案内ぐらいするべき!とかみさんは怒っていた
エアチャイナCA168便・機材はエアバスA330、2人づつがセットになった普通のビジネスシートだけど、やけに前席までの距離がありだだっ広く感じる。視線を遮るものは何も無いので通路を歩く人からも隣も丸見えで、開放感たっぷり(?)だ。
飛行時間は4時間だから、全身を晒しながらで良ければフルフラットにして少しは寝られる。
サービスも食事もエアチャイナに期待するほうが間違ってる!と言った以前と違い、食事はそれなりにおいしかった。写真は前菜。おつまみにぴったり。酒飲んでうたた寝していると北京到着。
降機すると早速トランジットの手続をするのだが空港内の導線が分かりづらく、やっと乗り継ぎカウンターにたどり着く。所々に立ってる警備員みたいなのは何の役にも立たないデクノボーだ。
途中指紋を登録する機械があって、トランジットでも登録するのかがわからない。多分中国に入国する人用なんだろうと無視したが、未だに不明。
別のデクノボー2号は通路のど真ん中に立ち、無言のまま機械を指さし、降りてきた乗客を混乱させていた。
乗り継ぎカウンターの兄ちゃんは何処かと電話で怒鳴り合って(中国語はどうも怒鳴ってるように聞こえる)発券してくれたのだが、何とすべて手書き。
生まれて初めて手書きの搭乗券を見た! オマケに名前が適当に省略されてるww
いいのか、これで?
ともあれ、乗り継ぎ時間は1.5時間。この時点であと1時間もないぐらい。
言われた方向へ、まるで空港スタッフ用?のような通路を通って階段を降りていくと手荷物検査。全く乗り換え客のことを考えていないような狭い検査場は絶望的に混んでいる。
途中のドアを開放してとなりのフロアも臨時の検査場にしているようだが、今度はデクノボー3号もおらず、案内板もない。 ので、そっちに並んでいいのかどうかも分からない。
かみさんを偵察に出して聞きに行かせるとそこもOKという。そこの連中は暇に任せてペラペラ喋くってるだけだ。
どうせワンタンとチャーシューの話でもしてるんだろう ← 今度はオレが怒ってる
後ろの連中に手招きして教えてあげると混雑は少し緩和された。
で、そこの手荷物検査でライターが引っかかる。1人1つまで、は聞いたことがあるが空港内にライター持ち込みは「全て」禁止というのは聞いたことがなかった。
運悪く、そこでたまたまデュポンのライター!
愛用のデュポンギャツビー。 中国共産党に没収された
何を言ってもムダなのは知りつつ粘るが、終いには怒り出されて別室行きになってもバカバカしいので諦める。 諦めきれないが時間もない、もう搭乗まで10分。
それにしても個人財産の没収が当たり前のように行われる中国の恐ろしさと、共産主義の名残をまだ感じ、相変わらず油断がならないところだな、と思う。
20年前の北京空港は薄汚れていて狭く、暗かった。人民服の人もまだ結構いた。
旅行者というより、どう見ても商売人(ビジネスマンと言うにはほど遠い普段着の親父たち)が「夜逃げかよ!」って言うぐらいの荷物(多分商材)を持ち込んでいた。もうそのような人びとを見るようなことはない。
気を取り直して(直らないけど)初のトルコ航空、そしてイスタンブール。
ターキッシュエアライン TK021便 ビジネスクラス 無料の特典航空券ながら先頭の1Aシートに乗り込み、ドリンクをもらってほっとする。
既に夜中となった北京を飛び立つB777-300ERは定刻0010より約30分遅れの0045にドアクローズ。 あの導線の悪さと手荷物検査を思えば、年中飛行機は遅れているのではないかと思う。
トルコ航空機内では快適だった。シートも新しく物入れも必要充分にある。
食事はコースメニューで、かわいらしいコック姿の専属アテンダント(女性)が注文を受けに来てくれる。メインの他にもデザートなどを選べる。この路線ではデザートのワゴンサービスはなかったけど、朝食も含めてサービスはよかった。
イスタンブールにはまだ暗いうちに到着。荷物を受け取り、外に出てみると少し明るくなりかけの時間。夜に飛び立ち、食事をして睡眠を取って朝到着なら体調も良好。
次のトルコ国内線・カイセリ行きまでは約3時間ある。適当にうろちょろしてチェックインする。
トルコ航空ホームページで取った IST - ASR 航空券はトルコリラ下落の影響か、時間によってはエコノミーとビジネスの差額が3000円程度。行きは迷わずビジネスを取った。
結果、イスタンブールのラウンジを利用でき、飛行機がよく見える外に張りだしている喫煙OKのテラスで朝っぱらからビールを飲んでゆっくりできたので正解。
カイセリ空港〜洞窟ホテル
トルコ航空 TK2026 機材はA321-200の中型機だが、ビジネスクラスなので広めの革張りシートと立派な朝ご飯が出た。でも飛行時間は1.5時間ですぐついてしまう。
空港は小さい。
さすがに少々疲れ、よろよろと外に出てホテル手配のシャトルバス(メルセデスの10〜12人乗りのバン)に乗り込む。1人30リラ(600円!)と安いだけあってもう目一杯積む。
これでもか!まだ積むのか!とお客の荷物を後部に積み上げ、運転席横まで2人乗せ、オレは後部客席の一番前だったが横にも荷物が積み上がるまま、1時間は乗っていた。
お客さん一組一組をホテル近くで降ろすためにあちこち移動するのだが、カッパドキアは急坂ときつい曲りが多く、その度に荷物がドサドサと移動して(転げ回ってるとも言う)・・やっと空いてきたと思ったら到着。
降りるとエライ坂。キャリーバッグを押さえていないと勝手に走り出す。
それに何だ、この崩れそうな岩は!
崩落してこの形になったのか、この形に作ったのか。多分前者だろうが、こんなのがそこら中にある。
石造りなら火事が起きなくていいね。耐火構造だから保険料安いかな、なんて考えてみる。
スゲエ所に来たな〜 と言うのが第一印象。程なくホテルを見つけ出し、チェックイン!
岩をくりぬいて作ったというこのホテルは、元々はオーナーのお父さんの住居だったそうな。人の良さそうなスタッフと親切なオーナーで最初に話をした時から安心感があった。
ホテルの外郭すべてが大岩をくりぬいてあるので床も壁もそのまんま石だ。だが元は火山灰と石灰でできているので柔らかく、室内も岩肌に温かみがありヨーロッパの石造りの建物とは全然違うイメージで、何というのか、ほんわかしているとでも言うのか。
部屋へ続く通路。 ふだんは昼でも真っ暗で、人感センサーで明かりがつく。
こんな面白いホテルに泊まれるだけで来た甲斐があるってもんで、今日からのトルコ・カッパドキア滞在も楽しくなりそうな予感。
↑ こ、これがベッド! 平面的に見えるが壁をくりぬいて奥行きは結構ある。それよりも、鳥の顔w 枕元の目玉?! 見たこともないクッションの模様。
何が何だか分からないトルコ文化に驚嘆しながら次回へ続く。
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