重力に逆らってる場合か?!

働き盛りが会社を売り払って遊んでる様子を。(重力ってのは幻想らしいですよ)

旅行記憶 - 日本国外その1、ハワイ

記録はないが記憶に残ってる。

その記憶もいつ、どこかへ飛んでってしまうか判らない歳になった。

元々何かを残すような性格でもないし、「昔の事なんかドーでもいい」って思っていたので手がかりは少ない。しかし、最近色々な事を思い出す。いい事も悪い事も。

一体脳のどこにあったのかってぐらい、20年も30年も前の事をぼつぼつと思い出すからたまらない、それも眠る直前に。 

あれこれ考えてると眠れねーじゃんか!

と、まあ暇に任せてここらへんでまとめておき、わずかな記録(パスポートとか)と記憶に頼って今後ブログに書いていけば・・・寝不足要因も減って行くかも知れない。

Google マップに記録してみた


これまた記憶が混ざっていて、正確にマッピングするのはなかなか難しい事に気づく。でも同時に楽しい事でもある。トラブルを、バカバカしい事を、忘れていた感動した事を思い出す。

その時の自分の置かれていた状況や気持ちを、一緒に行った友達や出会ったろくでもない取引相手や親切にしてくれた人々が頭ん中で甦る。

5年前のオレなら言っただろう

「過ぎた事をふり返って何になる。先の事を考えろ、明日のことを未来の事を」

時間は未来へ一方向に進むし、個人の時間には限りがある。

考えても変わらない事を考えるのは時間の無駄だ。

「車に乗ってもバックミラーも見ない」などとよく言っていた。まー今でもルームミラーは殆ど見ない。後ろ見てもしょーがない。

 

まずはハワイだ!

てことで、おれの最初の海外旅行はハワイだ

25年ぐらい前、ハワイで結婚式やった。なんでハワイだったのか? 特に海外で行きたいところ等はなかったから(旅行に興味が無かった)雑誌かなんかで読んだんだろう。

金もなかったはずだけど、どうやって行ったのかとても不思議だ。

・・と言っても冒険しに行ったわけじゃないからな、飛行機には乗った。 

たぶんかみさんが給料はたいて出してくれたんだろう、と思う。

 

教会はいなか道の奥にある静かな、ちいさなところだった。

誰にアレンジしてくれたのかリムジンがホテルに迎えに来て、二人だけで行って・・神父さんの立会で式をやった。

参列者や立ち会いの人は誰もいない。

だから記念写真も二人だけだ。

 

オレは家出人で家族なんかいないし、日本で結婚式やっても誰も呼びたくないから呼ばない。

となるとかみさん側の親族も呼べず、何かとこじれやすいから、まあ、それが理由だったのかな。

 

ああ、今分かったよ、ハワイで結婚式をやった理由が 笑

 

ハワイ結婚式 |口コミ人気の会場178選!【ウエディングパーク海外】

 

最近死が近づいてると思う。 ま、みんなそうだけど

生まれた時から死ぬ運命にある私ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 

ホンの数年前までは決して考えた事もなかった、死ぬという事実。

口では言うが実感がなかった、とでもいうのか、死なないつもりでいたのか、なんだかわからないが「どーせ人は皆・・云々」といっていたのが笑ってしまう程軽い。

 

奇しくも(何が)誕生日を迎えて数日である。

親もまだ生きてるし、暫くは時間があるだろうけれど「先が見えた」実感を伴ったので朝っぱらにむくむく起き出してブログに記している次第。

 

そうは言っても、今日はたぶん生きてるし、明日も恐らく生きてるような気がする。

しかし5年先(すぐだホラ。5年なんてちょっと前じゃないか!)は分からなくなった。

 生きてるはずだ!と思えなくなった。 

少し困る。

 

誰かが言っていた。

今日を、じゃなくて今を生きるしかない、と。

まさに、生きてるから、生きてる。

 

鳥や蝶やコオロギや猫、魚、カエル、コケ、花。

結局生きてても死んでても誰も、何も変わらない。 単に時が流れただけ。

死ねば生まれた事すらドーでもよい事になってしまうこの無常感!

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もしかしたら1億人割る80年*1の同年代の奴ら、およそ1200万人は皆そんな事とっくに気づいて承知なのかなあ。

「今ごろなに言ってんだ?」なーんて笑ってるあなた!

あなたにも必ず訪れますんで、ハイ。

心しておくように。 

 

無常観入門 (1973年) (ダルマ・ブックス)

無常観入門 (1973年) (ダルマ・ブックス)

 

 

*1:0~80歳まで平均的に分布しているとして

中東の航空会社 カタール/エミレーツ/エティハド

さて、カタール航空というワンワールド加入の中東系航空会社を使ったヨーロッパに行くことにしたわけであるが。

 

カタール航空の東京発バルセロナ行き、往復ビジネス航空券約25万円、である。 往復の総飛行時間は32時間、飛行距離は26300kmに及ぶ。考えようによっては1キロあたり9.5円。安い! そこかよ

秋のヨーロッパ バルセロナ旅行予定 1 - 重力に逆らってる場合か?!

 

中東系と言えばエミレーツ航空が有名で皆さん知ってると思うが、エミレーツはアライアンスに未加入。マイルプログラムはJALカンタス大韓航空UAなどと提携していて加算ができるようだ。

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UAEを本拠地とした航空会社はエティハド航空というのもある。

こちらは設立が2003年、私がドバイに商売で乗り込んだのもその頃だったなあ。

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今はどうか知らないが当時は「入国にビザが必要だが事前発給は無し」と言う恐ろしいもので、空港のパスポートコントロールで発行されていた。

特に問題なければ発給されるようであるが一緒に行ったのがロシア人。 彼には言わなかったが国同士の何らかの偏見、確執があれば拒否されるかも知れないぞ、と思っていた。

当時(今でも西側プロバガンダを盲信している諸氏には当然であろうが)西側にはまだロシアに対して危ない国の国民という意識があったのだ。

当時は行けばなんとかなるだろう、何ともならなけりゃ空港で現地人とっ捕まえて説得してみよう、なんて軽く考えていたが。 実際 何とかなった。

アラブ世界ははまた違うロジックで動いているらしい。

 

イカン、また脱線した。

産油国系の航空会社はカネにモノをいわせて新型機をガンガン購入するし、空港やラウンジを含めてサービスが結構いいようだ。

2016年エアライン・オブ・ザ・イヤーエミレーツ、2位がカタール航空、エティハドも6位に入ってる。

 

2015年はこちら

カタール航空、エアライン・オブ・ザ・イヤーで2年連続1位に | 旅行業界 最新情報 トラベルビジョン

 

格付は色んな所が行っているが、民間企業やNGO、ファン投票なんて言っても広告出してるところは広告主に不利な情報を書けないわけで。得てして格付け・評価なんてモノはあまりアテにならない。

世の中カネだ!

 

前述のエアライン・オブザイヤー2位カタール航空は、下記ではベスト10外で、エティハドがエミレーツを抑え3位だ。

 


さらに安全性という点では、以下のブログが参考になる。

微妙に危険な「航空会社ランキング」&全航空会社の危険度一覧(2016年版) - やじり鳥

 

 でまーアテにはならないけど、アテにはならないなりに高格付の航空会社を使った方が快適で安全性が高いって事かなあ。

中東系なら何でもいいんじゃ無くて、エジプト航空とか中東航空とか、間違ってもシリア航空とか・・・は、止めとけと言いたい気がする。

 

今回初めて乗るカタール航空は先ほどのランキング 7点満点中 6でR。

秋のヨーロッパ-バルセロナ旅行予定 2

前回はKLMのプレミアムエコノミーから、カタール航空(Qatar Airways)のビジネスクラスにグレードを上げる計画を書いた。

これ↓
秋のヨーロッパ バルセロナ旅行予定 1 - 重力に逆らってる場合か?!


そしてトランジットの続きだが・・・実際まだ予約していないw
現時点では妄想ともいう
そこらへんを勘案して読んで頂きたい。

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往路は何の問題もなかったが、復路の6時間待ちはどうか。
少し長いと感じるかも知れないけど、ドーハのハマド空港は2014年オープンで新しく、そしてかなりデカいらしい。

中東の豪華巨大空港!ドーハの「ハマド国際空港」がすごい!


おそらくあちこち見物してからシャワーを浴び、ワインやビールを飲みながらネットで遊び、ちょっと仮眠すれば退屈はないでしょう。


ところで格安航空券を探していると、帰り便に以下のようなケースもある。

QR138便 バルセロナ 10:15 発 ドーハ 17:40 着
QR812便 ドーハ 07:05 発 羽田 22:45 着

この場合トランジットはなんと約13時間半


いやいや、さらにその上をゆく23時間55分トランジットもあり得るのだ。

QR142便 バルセロナ 23:45 発 ドーハ 7:10 着
QR812便 ドーハ 07:05 発 羽田 22:45 着


う~ん、タマラン。
あと5分で24時間、と言うところがステキすぎる。


しか~し、心配無用。問答無用。

カタール航空はお金持ちの国の航空会社、空港内にトランジットホテルがあり、しかも
トランジットの条件によっては無料で宿泊できるらしい。

カタール航空では、ドーハ国際空港の乗り継ぎ時間が長い場合、お待ちの間に滞在いただけるホテルをご提供させていただきます。


な、なんだと~

ありえない大サービス・・・それもどこかの東欧の暗く殺風景なホテルと違い、*1
新しくスバラシイ設備とサービスを備えたホテルなのだ。


ハマド国際空港(HIA)のザ・エアポートホテルへようこそ


いくつかの条件が必要なようだが、問題になりそうなのは

8時間以内に乗継便が存在する都市は対象になりません。


これだ。
だが、QR142便 ドーハ 07:10 着の場合、QR806便 02:25発 成田(NRT) を利用することで「8時間以上のトランジット待ち」、かつ「日本への乗り継ぎ便が存在しない」、という状況になるので
晴れて!うらやましいことに! 無料でトランジットホテル滞在とお食事にありつけるだろう。*2

しかし自分が乗るわけではないので未確認である。
誰か確かめて頂きたい。
先は長いが来年(2017年)もこのオイルダラー大盤振舞制度が存続しているならば
是が非でも身をもって確かめてみるつもり。

さて、ここで本日のメインイベント(?)当該機のシートマップである。


行き 成田ードーハ B777-200LR ビジネス42席 180°フルフラット


そして7/12現在空いているシート


カタール航空の当該機は前方と中間地点にギャレーがあるようだ。

ここではA4 又は K3-K4 をチョイスすべきだろう。
窓側を取らずして乗りものに乗る意味があろうか?
当該機のフルフラットシートはシェル型なので前席にばーんと倒されて邪魔ということはない。


B3 が既に予約済みならA3 に予約が入る確率は低い。2人組みでペラペラ喋られるとうるさくてかなわん。
となるとA4 がベターのようだがマップを見るとA4 K4 は窓が真横に無い、または遠いBad Seatとなっている。


#A4シート

ここは後方コンパートメントのA6,A7 を選ぶべきだろうか。
もしかしたら主翼のスリット稼働も見えるかも知れない。


#A7シート(窓が閉まっているが真横にもある)


右翼側 #K7シート

ここは7番シートでよかろう。


次はエアバスA330-200機だが。


新しいA330機、A320機のビジネスクラス*


この "~クラス*" の横の※印は何? 画面のゴミ?
・・・実はフルフラットシートに改装中であるが全てがそうなったわけではないらしい。現在はリクライニング165°のほぼフルフラット機も混在しているようだ。
バルセロナ線はA330-200 V1機でそれほど乗客が見込めない線なのか、あまり期待できそうにない。


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シートピッチは152センチ、幅は51センチ。
成田線の777-300LRに比べ、シートピッチは30センチ、幅は約5センチも狭くなっている。
ちょっと前のビジネスクラス然としたシート。

A320はもうさんざん乗ったのでA330-200に乗れるだけ良しとしよう。
ちなみにエコノミーも777-300LRに比べてピッチ、幅共に1インチ(2.54センチ)づつ狭くなっている。


そしてラストは期待の787-8型機
ANAがローンチカスタマーである787はボーイング最新鋭の機材。

数々の複合素材、天井も高く、電子制御のカーテン、高度な気圧コントロール
何よりも従来機に比べ、窓が大きくなったらしい。

なんと窓が!
マドマド・・ハアハア。


シートマップはこち


又長くなった! 以下次号

 

*1:ロシアのモスクワで泊まったトランジットホテルはまだ鉄のカーテンの向こう側と言った雰囲気で、空港に戻れるのか心配だったぐらい

*2:東京にいると混同してしまうが、考えてみれば成田と羽田は都市が違うので、小細工せずともそのままOKかも知れない