まずは中東から 2017秋 中東〜欧州・初アフリカ 2
10月20日、3週間の旅行から帰ってきて、ナンもやる気が起きないままに1ヶ月が経ってしまった。
最近はスマホのゲームに現実逃避している時間が増えたが、いい加減忘れそうなので旅行記書こうかと思う 。でもこのペースだと年内ムリだろうなあ・・忘年会もあるし。
2017年10月の旅行は飛行機は落ちなかったけど、スペインで急性すい炎になったり、クルーズ船に途中乗船したりエジプト行ったりと、近年になく波乱気味の旅行だった。
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まずは成田。
エミレーツのラウンジを使わせてもらう。聞けばまだオープンして日が浅いとのこと。軽食やおつまみなどもまだ惰性感はなく、細部まで気合が入っていた。
おつまみコーナー
入り口近くでは水が流れています。
ビールのつまみにちょうどいい、乾いていない新鮮なサラダなど軽食をもらってゆっくりする。
かみさんはテンプラなどをその場で揚げてもらって、さらに寿司だのカレーだの、もりもり食べていた。
・・・勝てないw
エアバスA380の2階に搭乗
エミレーツのビジネスクラスは・・機能満載って感じでゴージャスとか、リッチとか、そんな語が浮かぶ。カタールのビジネスクラスと比べるとカタール航空の方が上品でオレは好きだね。
飛び出すテーブル、家具調インテリア、みたいな。トヨタの車かと思った。
食事もお客さんの扱いもカタール航空の方が少しいい。エミレーツのスタッフは慣れてるってか少しスレてるというか、言うなれば酸いも甘いも経験済みのおばちゃん?
じゃあカタールは・・・う〜ん、大卒で上場企業で5年営業やったけど最近ベンチャーに転職したネーさん、って感じかなあ。 何言ってんだかワカランね。
機内バーカウンター カナッペとかシャンパンは常備。カクテルは作ってもらえます
そしてドバイ
JALマイルをひっかき集めて2枚ゲッツしたエミレーツの片道ビジネス特典航空券はマドリッドまで。が、ドバイでストップオーバー可能だったのでもちろん途中降機。
ドバイの空港は20年前と大違い。というか比べる方が間違ってる。ギンギラギンで派手。
SIMカードを買ってタクシーでホテルへ。
ウルサい客引きはいなくてスムーズ。着いたのは夜中だったけど、ちょっとムリ目のアーリーチェックイン狙いで前日ホテルを取らなかった。
果たして10時間に及ぶアーリーチェックインは成功するのか!
・・・いや、それムリっしょ。
撃沈。
それでも部屋が空いたら入れてくれると言うことで、だだっ広いロビーで待っていたがなかなか空かない。(そりゃそうだな、まだ明け方だもん)
Jood Palace Dubai ロビー
そんなわけで明るくなったので散策に出かけて帰ってきた頃に「予約した部屋より広い部屋なら空いたがどうするか」とオファーがあったのでそこに入れてもらった。
部屋は広い。2ベッドルーム + 大リビングに
3トイレ、2バスルーム、フル装備のカウンター付キッチン。12メートルはあろうかというバルコニー。お手伝いさんの部屋まである。
この辺の王族などはお手伝いさんを連れて旅行に行くと聞いたことがあるので、そういった女中用の部屋なんだろう。
ずっと奥まで続くバルコニー。景観は工事中でいまいち。
全周カウンターのフルキッチン
いくら広くても、結局使うのはベッドルームと大きなリビングだけ。部屋や設備はいささか古いけど、細部まで掃除は行き届いている。屋上にきれいなプールもジムもあるし、ホテル内にレストランも複数ある。(日本料理は行かない方がいいかな。やっぱ地元料理が一番ウマい)値段を考えると大変おトクなホテルだった。
ドバイは2泊したので例の世界一のタワーと世界一の売り場面積のドバイモールを電車で見に行く。ドバイの電車は宇宙船みたいな乗り口から乗る。 とにかく建物に入れば涼しいんだけど、外は灼熱! この時期でも真昼は40度近いから暑くてたまらん。
車窓から見たアーチ的なビル。 珍しい
駅からはエアコンの効いたモノスゲー長い空中回廊を優に20分は歩く。 もちろん動く歩道もあるけど・・遠い。
やっと到着したドバイモールはホントに巨大だった。一体どこまで続くのかというブランドショップ。おまけではない規模の水族館やら映画館も併設されている。
真横にはドバイが誇る828mのブルジュ・ハリファ タワー。これがまた・・・何というか、スゲーよね。 スケール感が。
カメラに入らんw
と言ったところで、中途半端だけど完成を待ってるといつまでもアップできない、 ので今日はここまで。 ごきげんよう、さようなら。
※ドバイ観光のガイドアプリが app store にあるよ情報。
ドバイ旅行ガイドTristansoftを App Store で
オレもインスコ済。無料。
旅程決定! 2017秋 中東〜欧州・初アフリカ 1
大して仕事していない割にちょっと忙しくなるとすぐブログをサボる。
で、そろそろ書こうと何気なくはてなのアクセス解析を開いたところ!
普段はハナクソみたいなアクセス数の当ブログが、2日間で1220なんていう、ビックリする数字をだしていた。
その日の記事はバイクの話。↓
何かの間違いだろうけど、体に悪いからバイクの話を書くのを止めようと思いました。
さて、旅程。
まずは成田からエミレーツのEK319便 ビジネスクラスでドバイ(DXB)に行く。
とうとうA380-800なんて巨大飛行機に乗れる。ドバイでは特典航空券のくせにストップオーバーして2泊。
ドバイは18年ぶりだ〜。 気温50度を経験したとんでもなく暑いところ。
当時、空港で発給されたビザ
ドバイではできれば熱気球に乗りたい! (でも高いんだよね)
Dubai Balloon Adventures Emirates | Hot Air Balloon Rides in Dubai
Dubai からもエミレーツ。総2階建てA380-800に乗り込んでEK143便ビジネスにてマドリッド(MAD)。飛行時間は約8時間。
マドリッドから世界に轟く美食の街、サン・セバスティアンへ列車の旅。
しかしMAD到着は20時を過ぎているので、残念ながら列車はない。 いや、あっても風景を楽しめない夜の旅はつまらない。 一泊して翌朝出発とする。
ちなみにマドリッドには長距離列車が出るような駅が2つある。 去年コルドバ行きのAVEはアトーチャ(Atocha)駅、今回はチャマルティン(Chamartín)。旅行の際は発着場所を確認のこと。
列車旅
欧州列車の予約はレイルヨーロッパ、ユーレイル.comなどが日本語で解りやすい。
ユーレイル.com
Discover Europe by Train with Eurail | Eurail.com
今回乗るのは超特急AVE じゃなくて急行クラス。
5時間の列車旅になるし、できるだけ乗車自体を楽しみたい。
そこで向かい合わせの席を予約できる(かも知れない)ヨーロッパ鉄道チケットセンター(有限会社鉄道の旅)にチケット手配をお願いした。
実際のところ値段的にも迷ったし、確約はできないとのお断りもあったが、決め手になったのは以下の文である。
「ヨーロッパ鉄道チケットセンターでは 同行者の座席が離れることがないだけでなく、 “お勧め座席” の確約を心がけております。」
プロが心がけていて取れないことはないだろう。申し込んだ結果はバッチリ対面席。
かみさんとトランプでもやりながら過ごそうと思う。
スペインの北、フランス🇫🇷国境付近のこの街はバスク地方と呼ばれ民族や言語も違う独特の雰囲気があるようだ。
スペイン国内線でマラガ、そしてクルーズ
そのあとはアンダルシア地方、Málaga。サンセバスティアンにも小さな空港はあるが乗り継ぎが悪い。仕方なしにチェックアウト後は隣街のビルバオ(Bilbao)にバスか電車で移動し、また一泊。
今回は1泊がやたらに多い。まあ結構慌ただしいかも知れないけど、いつものんびりしているので、たまにはいいかな。
BIO 8:50発〜AGP10:20着 イベリア航空A320 国内線でスペインを南へ縦断する。
マラガでは去年のコルドバ滞在で行けなかったとこを見て、ここからCostaの船に乗る。
3年連続のクルーズだ!
が、これは本来バルセロナ発着の10泊11日の地中海クルーズ。
図らずも毎年船会社がかわり、新鮮味はあるけど地中海クルーズは3回目。 行き先に飽きた。
行きたいのはアフリカのモロッコなので、マルセイユやイタリア・ジェノバ、終日航海日はすっ飛ばし、カディス(Cádiz・スペイン)、カサブランカ(Casablanca・モロッコ)、バレンシア(València・スペイン)と行った事がないところだけつまみ食いできないだろうか。
つーか、そもそも途中乗船できるのか?
問い合わせた結果、どこからでも乗れるわけでは無いし割高にはなるけど、途中から乗せてもらえることになった。 部屋に空きがあればたぶんOKだろうという予想は当たり。
面倒なことを問合せしてくれた旅行会社に感謝。
バルセロナからアテネ、最終地カイロ
降船地バルセロナ (BCN) からはいよいよエジプト。
普通は直行すればいいだけだけど航空券がバカに高い。エジプト航空直行便のエコノミーなのに@6万円近い。
何で!?
なぜこんなところでぼったくるわけ?
どーしても納得いかない ので エーゲ航空でアテネに行き、ギリシャ観光をねじ込む。
一泊しパルテノン神殿でも行って、翌日エジプト航空でカイロに行く。
そりゃ多少経費は出ていくだろうけど、旅行だからね。無駄足と言うことはないでしょ
アテネ(ATH)まで
諸税込み 18,000円 +ホテル21,000円/2 (2人なので半分)+カイロ(CAI)まで21,000円=
1人あたり49500円。
これでも直行便で飛ぶより8000円も安い。
カイロではコンラッドに数泊し、ピラミッドによじ登って・・・エティハド航空でアブダビトランジットのファーストクラス(訳あり格安)で帰国。
コレ、第1話(?)↓
エティハド航空 ビジネス カイロ〜アブダビ +ファースト アブダビ〜成田 ついに夢にまで見たカイロ発券。 エジプトポンド通貨の切り下げは聞きかじってはいたが、マイラーになるまで航空券が安くなるなんて発想は
2017 秋 ヨーロッパ〜アフリカ エミレーツ & エディハド - 重力に逆らってる場合か?!
・・・とまあ、こんな感じで。
今回は飛行機、列車、バス、船旅とバラエティーに富んでいる。
訪れる都市も日本を別として12都市、19泊といつもよりは忙しない、かな。 総移動距離はおよそ30,650キロぐらい。
出発までもう日にちがない。早いとこ仕事を片付けて休暇に入りたい!と何故かアセるおれであった。
免許が無くなった顛末
つい続編を書いてしまった。
前の記事はこれ↓
オヤジライダーには分かるバイクの話
以前中免あった時は、ホンダMB80ってのをSP忠男で7万円で買って乗っていた。
50ccのMB50でも90キロぐらい出たから120キロ近く出たんじゃないだろうか。メーターなんて簡単に振り切っちゃう。 7万円て値段でも分かるとおり、もう既に5年以上前のモデルだったけどね。
白煙がスゴかった。煙幕になっていい
通勤時にシモキタ(世田谷区の私鉄駅)の近くでスリップし、民家に突っ込んで大破。民家は鉄の門がちっと曲がった小破。
何事かと飛び出して来た若い奥さんが「何やってんの、あんた」と言う。
「ううぅー、ずみまぜん 、あ゛ぁ゛〜(道路に倒れて痛がってる)」
「気をつけなさいよ、も〜。」バタン!
霧雨の中、やっと立ちあがってタイヤとフォークが曲がったMBをアパートまで押して帰った。
もちろん時間通り会社に着けず、運の悪いことに当日の契約をすっぽかした事になりクビになった。経緯は忘れたが、たぶん無連絡だったから。 *1
暫くしてから、後にテレビでも有名になった某探偵社に入社。*2
仕事にも使うし、って事でCBR400Fの中古車、バックステップやモリワキフォーサイト付きを半額会社支給で買ったが、忘れもしない、納車日に表参道で36キロオーバー赤紙。
初めてキップというものを切られた。
で、赤紙持ったまま、*3 山手通りの中野近辺で28キロオーバー。
当時はバイク乗ってると暴走族予備軍と思われてたのか、ケーサツに目の敵にされてて、免許6点じゃ足らねって状態。
でも、会社に半分出してもらった手前、乗らないわけにも行かない。
赤紙持ったままCBRで夜間の尾行もしていた。 フォォオオ〜ン! って鳴きの集合管で我ながらスゲー度胸だと思う。
30年前に乗っていたバイク
そのあとは当時の彼女がローンを組んでくれた(普通じゃねーな )ので青白のFZ400Rを上野のバイク街で買った。ガソリン代にも事欠くビンボー状態だったのでノーマルで乗っていたけど、カノジョとツーリングも行ったし良い思い出ばかりだ。
がしかし、相変わらずケーサツのヤローにキップは切られ続け、ぼつぼつと青いの2-3枚と赤いの1枚貰ったかな?
さすがに免許はなくなってしまった。
バイクに乗ってると免許がいくらあっても足らない。
という事を学んだオレは、後に車の免許を取ってからはチャンスはあったがグッとこらえて原チャリで我慢。
大型免許(トラック)を取ってからは尚更だ。運転手やってたわけじゃないけど免停になったりしたら仕事にはならない。
やっと前の会社を売り払って、免停ぐらい大丈夫(?)になったので教習所に入校したわけです。
1年間はおとなしく乗って・・限定解除は、 ん〜、解除は・・・
「試験場で一発チャレンジだ!」
という事にしました。 今、しました!
オヤジ、遂に立つ! みたいな。
島下。
30年ぶりに教習所に行く。
入所
「なんでオヤジになるとバイクに乗りたがるんだろう」
なんていうババーの小言はかえりみず、おれはハンコとP-One カードを持って近所の自動車教習所へ原チャリを飛ばす。
ビイイイイーン! 10分で着いた。
ん? やけに空いてるなぁ。
大学生の夏休みが終わったからだな、とドアを引っ張る。 開かない!
・・・・休みだ! 笑
次の日にまた行く。ビイイーン、プスプス。
やってた!
颯爽とドアを開け入所を告げると、受付のねーちゃんはマシーンかと見紛うほどの慣れまくった応対でスピーディーに手続きを進める。
おれは言われるがままだ。
こういった流れ作業で済む仕事は今後、AI搭載のロボットなどが担うんだろうね。
ねーちゃんも首を洗って待っときな!
じゃなくて、こんな誰でもできる作業をしなくて済むようになれば、ねーちゃんももっと知的な仕事を任されて「無表情で口だけが動いている」その顔にも、きっと笑顔が戻るだろう。
知的な業務ってのは例えば・・・えーっと、
ほら、
・・・思い浮かばねーや w
自動車教習所の IT 化
教習車の洗車・修理、施設保守は外注でいいし、学科の教官も別に人でなくても全然OKだ。 ロボ教官。
ロボットだと舐めて寝てるやつは今やセンサーで感知されてしまうので、修了のハンコを貰えなくなる。
IoTデバイスの開発秘話(1):富士通の居眠り検知センサー、なぜ耳たぶなのか (1/3) - EE Times Japan
現状でも配車予約はネットで、受付もICカードがあれば自動化できる。自動運転実用化はすぐだし、ルートが決まっている送迎バスの運転手は数年後はスゴくヤバイよね。
自動運転化されるぐらいだから、実車教習自体も各種センサーと複数台のカメラで済みそうな気がする。
ではこのねーちゃんが受け持つであろう、知的な業務は自動車教習所のどこにあるんだろうか?
ない。
それは経営陣がやってるだろう。ねーちゃんの行く末は多難かも知れない。
仕方ないからAI関連や、IoT 関連株でも買っといたらどうかな? 失業保険の足しになるかもね。 敵に塩を送る事になるけど。
3653モルフォ | 四季報:株価・ニュース・業績 | 会社四季報オンライン
こんなのとか
いや、そんな事を書こうとしたんじゃない。
続き
なんだかうまく飲み込めないうちに手続きは終了。入所はおわった。
おれは車の大型免許は持っている。前の仕事で必要になってきたので、府中試験場で一発受験した。
教習所というか、練習場もあったけど当時はビンボーで・・お金が。
海が見える教習所 五島自動車学校
総重量8トン(いわゆる4トン車)のワイド車*1もしょっちゅうコロガシていたし、全長約12メートルの超ロングも一応運転したことがあった。
当時、金は無いけど自信過剰だったオレは「まあ2〜3回行けば取れるだろあんなもん。」なんて思って何の予習もしないで試験を受けに行った。*2
実は以前、バイクの中型免許も持っていたし普段原ちゃりにも乗ってる。
以前のオレなら又府中か鮫洲に一発受験に行っただろう。試験前から楽勝ムードで。
がしかし、オレもトシをとった。 何でもかんでも運と気力で押し通せるものでは無いことを悟ってもいる。
今はそんな自信が、どうしても出てこない。
その結果がかしこまってハイハイと能面表情のねーちゃんに指図されているおれの姿なのだ。
・・・これでいいのか。
あの受付に座ってヘイヘイ言ってるオヤジはオレなのか?
かといって、どうしろというのだろう。
一発受けに行って何回も落とされ、終いには行かなくなってしまうのか。
それともあきらめて何だかんだとみっともない言い訳をしながら、結局教習所に通うことになるのか 。
A. チャレンジしないのがジジーなのか?
B. ジジーだからチャレンジできなくなるのか。
そもそも、色々考えてから行動するようになったこと、それ自体が以前のオレじゃない。
時間ってのはいつの間にか人を変えてゆく。昨日の自分は今日の自分ではないのよ。
最近そんな場面に頻繁に出くわすけど・・結局考えてもどうしようもないんだよね。
おわり