2017 冬/ 避寒オセアニア旅行1・羽田 出発〜オークランド
毎年恒例、2月の避寒旅行は1月末より約2週間、今年の重大案件であるSFC取得を含みつつ、ANAでのシドニー経由ニュージーランドへのプレエコチケットを購入した。
カピバラ オニテンジクネズミ
旅程はシドニー(SYDNEY,SYD)までANA NH879便、オークランド(AUCKLAND, AKL)まではニュージーランド航空共同運航便 NH7964。
約4日間滞在後、オークランドからクライストチャーチ(CHRISTCHURCH, CHC)へ飛び5日滞在、さらにオープンジョーになるがCHCからシドニーへNZ航空 NH7967。シドニーで途中降機して4泊、ANA NH880で羽田に戻るといったぐあいである。
丁度このときはANAの "お得な運賃" スーパーバリュー ENNQ19 シドニー往復プレミアムエコノミー 120,000円が出ていた。 しかし、どこをどうやってもシドニー〜オークランド&クライストチャーチ〜シドニーと言うオープンジョーかつ途中降機入り旅程の予約はできない。特別運賃だからこのチケットを絡めることはできないのだろうか。
SYD〜AKLはANAが飛んでいないので、ANAでチケットを分けて発券することもできない。ニュージーランド航空でもネットでは単純往復や片道でしか予約できない。オマケに安くない。 フリーバードなどの航空券手配会社でやるとでるのだが・・。
挙げ句の果てにはエミレーツやカンタスでもいいか、ってコトで色々検討してみたが、プレミアムポイントが付かなければ意味がない、と思い出してはやり直す。いやモー、脳が古くなってきてるから混乱しちゃって。
SFC取得のためのプレミアムポイントは、スターアライアンス便で飛べば総行程の半分までは算入できる。ここは素直にNZ航空とANAの共同運航便を使うしかない。
てなわけで、結局ANAのサイトでオープンジョー、途中降機ありのプレエコを手配し、AKL〜CHCはニュージーランド航空の国内線をUAのマイルで特典航空券とした。
本来ならSFC取得のために「ENNQ19 お得な運賃」で国内線を使い、(+1万円の13万円でチケットがとれる)軽く福岡でも往復してから行くべきだったが、この予約時点ではまだ石垣修行も行っていなかったので「そこまでしなくても楽勝だろう」とタカをくくっていた。
アップグレード失敗があとで響くなどとは考えていなかったのだ。
甘い。あんころ餅のように甘い。
以下、悔やんでいる記事w
後述するがこのオセアニア旅行のプレミアムポイント獲得は18,056のはずで、あと3月の国内修行1回と春の海外バカンスを含めれば解脱の予定だったのだが、その時点でのPPの予定はなんと50,055ポイントである。
恒例、冬の2週間旅行に出発 〜キウイとオージー〜 - 重力に逆らってる場合か?!
羽田を出発、シドニー経由オークランド
ともあれ、ANAが喜ぶ(?)お得ではないチケットを握りしめ、羽田発22:10 NH879便、B787-8型機に乗り込んだ。座席は16Kプレエコ席、主翼の真上だ。
寒冷前線まっただ中の東京から7800キロ彼方、夏のシドニーへ!
787 8ディスプレイHND SDY - YouTube 1分ぐらい
日付けが変わって朝9時45分、シドニー到着、雨。 なんだよ、雨かよ。でもここはトランジットだけで降りるわけではないからドーでもいいのだ。
次の飛行機は11:50発 B777-200 エコノミーで飛行時間は約4時間。4時間も??って感じ。
地図で見ると近いのに、日本地図とはスケールが違う。オーストラリアはとてもデカいので近くに感じるだけだろう。 無事17:00、オークランド(AKL)着陸。
オークランドの空港でスマホ用のSIMを買う。外でタバコ吸ってるときに見つけた空港シャトル便で中心地のブリトマート(Britomart)駅まで行き、そこからタクシーでホテルへ。別にカネが勿体ないわけではないんだけど・・外国では倹約する変なクセがあるなあ、と自分の判断を客観的に見る。
泊まったホテルはザ・クワドラント(The Quadrant)。急坂の上にある、老人や体の弱い人に厳しいホテルである。部屋はミニキッチンと細狭いベランダが付いていて、清潔ではあるが特に可も無く不可もない。元々3つ星半を、ムリヤリ条件を満たし4つ星としたホテルだ。
エントランス付近 キッチンの写真
翌日からはよく晴れた。早速KIWIでも見に行こう!とブリとトマトの駅まで急坂を下り歩いて行き、電車に乗ってみる。
なんだか空いている、というか人口密度が低い感じ。日本の場合、人口密度が低い所に行くと街はうらぶれた雰囲気があり、私は貧乏感を感じるのだが、ここでは電車も街も小綺麗である。
治安の悪い感じも全く無い。 ただ人が少ない。
ブリトマート駅構内
動物園近くとおぼしき駅に降りてみる 誰も居ないし、改札もない
電車で降りてタクシーでも拾えばいいやと思っていたが・・・、ローカルすぎて全然無理なのはすぐ分かった。 スマホでUberを検索すると、15〜20分待ちで来るようだったけど・・。歩く!
毎度行き当たりばったりの俺たちの観光は、これこそが旅行、張り切っていこー!である。ざっと直線で4〜5キロぐらいだろうか、殆ど人を見かけない、静かで道が広い住宅地をてくてく歩く。Google Mapとカメラで撮ってきたガイドブック当該ページが頼り。
同じ事をする人はいないと思うが途中には商店もないので駅で水を買っておこう。
やたらに歩いたところ、大きな公園近くに到着した。ここはウエスタンスプリング、レイクサイドパークと言うらしい。 ここを突っ切る。
Western Springs Lakeside Park 行く価値あり? - トリップアドバイザー
ものすごく広くて自然を楽しむピクニックにうってつけである。池(湖?)も広く、道も複雑な地形を縫ってできていて、歩いていて飽きない。ついついあっちこっちと遠回りしてしまった。
そして鴨やらアヒルやら、とにかく鳥だらけで、ちょっとパンくずを与えようなものなら、わんわん寄ってくる 笑。
近くで鴨料理の店をやれば仕入原価ナシなので儲けられるなあ。
そんなことしながら恐らく2時間以上を費やしついに動物園にたどり着く。KIWIも見たけど・・暗くてイマイチだった。*1その他タスマニアデビル、カピバラなど、ズーマニアとしては・・・72点ってとこかな!
帰りはさすがにタクシーを呼んでもらって駅までもどる。 イヤー自然を満喫した〜。
翌日以降もけっこう歩きまわる。帰りは疲れてバス(年寄りである)・・。気候は夏とはいえ、緯度が高いから思ったより暑くはない。むしろ秋の陽気で肌寒いこともある。
夜はホテル近くでスタッフ全員日本人の焼鳥屋(流行ってる)や、バックパッカー御用達の中華定食屋(旨くて安い)に行ったりして3日ぐらい過ごし、第2目的地のクライストチャーチへ移動した。
14:10発 NZ533 オークランド〜クライストチャーチ
長いからクラチャーと縮めて呼ぶ。
特典航空券で無料の移動。機材はA320D、エコノミーの割に03F席。もちろん窓際。 オークランド空港でのNZ航空は国内線のくせにチェックが厳しい。てか、ウルセエ。
チケットは自動発券機で、荷物もほぼ自動で預けることができるのだが、荷物に剥がしていなかった割れ物シールが貼ってあると、めざとく見つけてあっちで並んで預けろとか言う。引っぱがしてまた預けようとすると「反社会的な乗客だ」ってなもんで(笑)重量測ったり他の係員に他の窓口まで連行(案内とも言う)されたりする。 手荷物の中身もかなりの数のお客が再検査や内容確認されており混雑している。
飛行機もボロだ!CAも愛想悪い! と、ここで八つ当たりしておく。
イチャモンです、すいません
ボロエアバス320
CHC到着後すぐホテルへタクシーで直行、ホテルランデブー(Hotel Rendezvous)へ。
なんせ、地震の復興が未完。これが第一印象。
ちょっと恐ろしいぐらい崩れたビル、何も無い空き地が多すぎる。
ホテルのバルコニーから この季節はなかなか暗くならない
クラチャでは地震の爪痕の見学(わざわざ見学しなくてもそこら中にあるが)、でっかい公園に行って昼寝したり、唯一のカジノに行ったり。
場所によっては立入禁止や迂回路が多く、少々歩きづらい。 けどまー今回の旅は良く歩く。クツの裏がみるみる減っていく(ウソ)
ここに3泊したあとはH.I.Sの一泊ツアーでテカポコ(LakeTekapo)に行く。チェックアウトはするけどまた戻ってくるので荷物はホテルに預かってもらった。
やっぱり1回じゃ無理だった。 次回はテカポ湖〜クラチャーリターンズ〜シドニーを書こうと思います!
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*1:KIWI保護と動きを見せるために、飼育舎は照明を落として夜間を演出している。目をこらさないと見えないし、そもそも数が少ない