免許が無くなった顛末
つい続編を書いてしまった。
前の記事はこれ↓
オヤジライダーには分かるバイクの話
以前中免あった時は、ホンダMB80ってのをSP忠男で7万円で買って乗っていた。
50ccのMB50でも90キロぐらい出たから120キロ近く出たんじゃないだろうか。メーターなんて簡単に振り切っちゃう。 7万円て値段でも分かるとおり、もう既に5年以上前のモデルだったけどね。
白煙がスゴかった。煙幕になっていい
通勤時にシモキタ(世田谷区の私鉄駅)の近くでスリップし、民家に突っ込んで大破。民家は鉄の門がちっと曲がった小破。
何事かと飛び出して来た若い奥さんが「何やってんの、あんた」と言う。
「ううぅー、ずみまぜん 、あ゛ぁ゛〜(道路に倒れて痛がってる)」
「気をつけなさいよ、も〜。」バタン!
霧雨の中、やっと立ちあがってタイヤとフォークが曲がったMBをアパートまで押して帰った。
もちろん時間通り会社に着けず、運の悪いことに当日の契約をすっぽかした事になりクビになった。経緯は忘れたが、たぶん無連絡だったから。 *1
暫くしてから、後にテレビでも有名になった某探偵社に入社。*2
仕事にも使うし、って事でCBR400Fの中古車、バックステップやモリワキフォーサイト付きを半額会社支給で買ったが、忘れもしない、納車日に表参道で36キロオーバー赤紙。
初めてキップというものを切られた。
で、赤紙持ったまま、*3 山手通りの中野近辺で28キロオーバー。
当時はバイク乗ってると暴走族予備軍と思われてたのか、ケーサツに目の敵にされてて、免許6点じゃ足らねって状態。
でも、会社に半分出してもらった手前、乗らないわけにも行かない。
赤紙持ったままCBRで夜間の尾行もしていた。 フォォオオ〜ン! って鳴きの集合管で我ながらスゲー度胸だと思う。
30年前に乗っていたバイク
そのあとは当時の彼女がローンを組んでくれた(普通じゃねーな )ので青白のFZ400Rを上野のバイク街で買った。ガソリン代にも事欠くビンボー状態だったのでノーマルで乗っていたけど、カノジョとツーリングも行ったし良い思い出ばかりだ。
がしかし、相変わらずケーサツのヤローにキップは切られ続け、ぼつぼつと青いの2-3枚と赤いの1枚貰ったかな?
さすがに免許はなくなってしまった。
バイクに乗ってると免許がいくらあっても足らない。
という事を学んだオレは、後に車の免許を取ってからはチャンスはあったがグッとこらえて原チャリで我慢。
大型免許(トラック)を取ってからは尚更だ。運転手やってたわけじゃないけど免停になったりしたら仕事にはならない。
やっと前の会社を売り払って、免停ぐらい大丈夫(?)になったので教習所に入校したわけです。
1年間はおとなしく乗って・・限定解除は、 ん〜、解除は・・・
「試験場で一発チャレンジだ!」
という事にしました。 今、しました!
オヤジ、遂に立つ! みたいな。
島下。