箱根の温泉に行ってきた
箱根はもう何回来たか分からないぐらいだが、はじめてロープウエイに乗った。
大涌谷は火山ガスだか湯気だか分からないものがもうもうと立ち上って、なかなかいい雰囲気だ!
ここでぐらぐら煮えてる湯に卵突っ込んで"黒卵"って売ってた。
食ってみると普通の卵だ。何もうまくない、バカにしてるよな。
まあ、硫黄臭はするけど。
農家の庭走り回ってるニワトリが産んだ卵を、親につつかれながらぶんどってテキトーにゆでた卵の方がウマイ。断然うまい。
まがい物の温泉たまご
温泉卵ってのは溶岩の間から吹き出す水蒸気の当たる場所に卵を置いて作るもんだ。遠目にはあちこちの岩の割れ目に卵がおいてあって変な風景だが、箱根で売ってるような真っ黒けにはならなくて、硫黄を含んだ蒸気の当たり具合で模様が浮き出したような異様な色の卵になる。
伊豆かどこかの地獄谷ってところで子供の頃食べた。
あんな面倒なことは今はもうしないんだろうとは思う。置きに行って、回収しなくちゃだし、観光客に食われちゃうかも知れないからある程度見張ってなくちゃいけないし。
しかし、ただの硫黄湯で茹でただけの、箱根玉子はもう2度と食いたくはない。
全然うまくない。
あー損した。